播磨風土記(読み)ハリマフドキ

デジタル大辞泉 「播磨風土記」の意味・読み・例文・類語

はりまふどき【播磨風土記】

奈良時代播磨国地誌。1巻。和銅6年(713)の詔により撰進された風土記の一。播磨国風土記

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「播磨風土記」の意味・読み・例文・類語

はりまふどき【播磨風土記】

  1. 地方誌。一巻。和銅六年(七一三)の中央官命によって播磨国国庁から報告した公文書。霊亀元年(七一五)以前に撰進。稿本で解(げ)文風の体裁をもつ。現存本は、巻首と、それに続くはずの明石郡のすべておよび賀古郡の冒頭数行分の記事を欠く(赤穂郡も欠くが、もともとなかったと思われる)。官命に応じて地理産物、古伝承などを記すが、未整理な状態を示す。播磨国風土記。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ゲリラ豪雨

突発的に発生し、局地的に限られた地域に降る激しい豪雨のこと。長くても1時間程度しか続かず、豪雨の降る範囲は広くても10キロメートル四方くらいと狭い局地的大雨。このため、前線や低気圧、台風などに伴う集中...

ゲリラ豪雨の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android