攩網(読み)タモアミ

デジタル大辞泉 「攩網」の意味・読み・例文・類語

たも‐あみ【×攩網】

竹や針金の枠に袋状の網を張り、柄をつけ、魚をすくうのに使う小形の網。たも。
[類語]漁網投網定置網刺し網流し網巻き網引き網地引き網底引き網トロール網

たも【攩網】

たもあみ」の略。

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精選版 日本国語大辞典 「攩網」の意味・読み・例文・類語

た‐も【&JISEB46;網】

  1. 〘 名詞 〙 魚をすくい捕るのに用いる小形のすくいあみ。たもあみ。
    1. [初出の実例]「篝火のほ影にみればますらをはたももいとなく鯉こくむらし たもは魚を酌む物なり」(出典:散木集註(1183))

たも‐あみ【&JISEB46;網】

  1. 〘 名詞 〙たも(攩網)
    1. [初出の実例]「十分に弱らせてから、たも網ですくい上げた」(出典:夏の流れ(1966)〈丸山健二〉三)

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