精選版 日本国語大辞典 「支那」の意味・読み・例文・類語
しな【支那】
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中国本部地域の別称。その語源については明らかでないが、一般には紀元前3世紀末、中国を統一した秦(しん)王朝の秦の音がチーナChinaとかチンThinとして西方に伝えられたことによるという。それが仏典に記され、さらに漢訳されて支那となった。この語はまた脂那あるいは震旦(しんたん)(チニスターナ。支那人の住地の意)などと音訳されている。したがって支那は外来語であり、英語のチャイナChina、フランス語のシーヌChineなどもそれから出た語である。なお、日本のアジア地域への侵略過程で、侵略を正当化する理由の一つとしてその地域の住民を劣等視したことなどにより、支那ということばに蔑視(べっし)の意味はないが、日本人が使用すると蔑称的性格をもち、また中国人も侮蔑(ぶべつ)感を強くもつため、第二次大戦後は使用を避ける人が多くなっている。
[宇都木章]
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…ドイツ語のザイデンシュトラーセンSeidenstrassen(複数形〈絹の諸道〉)に基づく英語訳名。ドイツ語名は,ドイツの地理学者F.vonリヒトホーフェンの大著《支那China》第1巻(1877)に用いられ,以後これを受け継いだドイツの東洋学者A.ヘルマンの著書《シナ・シリア間の古代絹街道Die alten Seidenstrassen zwischen China und Syrien》(1910)などによって普及。古来,これらの交通路を利用して西方に運ばれた中国商品の代表的なものが絹であったことから付けられた名称である。…
…中国人留日学生の総数は1905年に8000人を数えたが,これは世界の留学史上からみても特筆に値する規模である。しかし,まさにこの時期に日本人一般の中国認識も一変し,侮蔑をこめた〈支那〉の呼称が定着した。1901年,〈支那を保全す。…
※「支那」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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