放出(読み)ホウシュツ

デジタル大辞泉 「放出」の意味・読み・例文・類語

ほう‐しゅつ〔ハウ‐〕【放出】

[名](スル)
吹き出すこと。また、あふれ出ること。「熱を放出する」「エネルギーを光にかえて放出する」
蓄えていたものを外部に出すこと。持っているものを手放すこと。「戦力外選手放出する」「冬物衣料の大放出」「放出物資」
[類語]排出排水排気流出続出頻出百出輩出新出初出

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精選版 日本国語大辞典 「放出」の意味・読み・例文・類語

ほう‐しゅつハウ‥【放出】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ふき出すこと。あふれ出ること。
    1. [初出の実例]「風穴〈略〉、溶岩中の水蒸気の放出に因りて生出す」(出典:日本風景論(1894)〈志賀重昂〉四)
  3. 国や軍や団体がたくわえているものを、一般に提供すること。持っているものを手放すこと。
    1. [初出の実例]「放出のギャバ生地」(出典:自由学校(1950)〈獅子文六〉自由を求めて)

はなち‐いで【放出】

  1. 〘 名詞 〙 建具を取り払うこと、あるいは取り払った部屋。また、寝殿造寝殿または対屋から張り出してつくられた部屋。はなちで。はなちでづくり。
    1. [初出の実例]「放出事、未刻依垣下等催着座、其座在母屋故出三間之中間、王卿座在東庇南東辺、北西面」(出典:九暦‐九暦抄・天徳元年(957)四月二二日)

はなち‐で【放出】

  1. 〘 名詞 〙はなちいで(放出)
    1. [初出の実例]「時光がはなちでに笛繕ひてゐたりけるに」(出典:今鏡(1170)六)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「放出」の意味・わかりやすい解説

放出
はなてん

大阪市東部、城東区鶴見区にまたがり、寝屋川(ねやがわ)と旧大和(やまと)川本流の長瀬川などが合流する地。一帯は、古くは諸河川が流入する湖沼で、湖水の放出口があったのが地名のおこりともいう。昭和初期、寝屋川が改修され、市街化も進んだ。現在は、城東工業地域となり、中小工場が多い。JR片町線放出駅があり、国道479号(内環状線)が通じる。

安井 司]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「放出」の意味・わかりやすい解説

放出
はなてん

大阪市鶴見区南部の一地区。旧大和川右岸に位置。古くは放手と書き,「はなちで」とも称した。中世荘園の飛び地であったことに由来八剣 (やつるぎ) 大明神として知られる延喜式内社の阿遅速雄 (あちはやお) 神社があり,疫病よけの神として参詣者が多い。 JR片町線の駅前商店街。北の寝屋川沿いには石鹸などの中小規模の化学工場が多い。

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普及版 字通 「放出」の読み・字形・画数・意味

【放出】ほう(はう)しゆつ

放つ。自由にする。唐・白居易〔七徳の舞〕詩 怨女三千、放ちて宮より出だし 死囚四百、來(きた)りて獄に歸る

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