故知(読み)コチ

デジタル大辞泉 「故知」の意味・読み・例文・類語

こ‐ち【故知/故×智】

昔の人の用いた知恵。先人の試みた策略。「―に倣う」
[類語]英知人知衆知全知奇知理知理性才知知性悟性知恵インテリジェンス

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「故知」の意味・読み・例文・類語

こ‐ち【故知・故智】

  1. 〘 名詞 〙 古人の用いた知略。すでに前人が試みたはかりごと。
    1. [初出の実例]「豊臣秀吉、其故智を用ひ、自(みづから)関白となりて」(出典読史余論(1712)一)
    2. [その他の文献]〔史記‐韓世家〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「故知」の読み・字形・画数・意味

【故知】こち

旧知

字通「故」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android