数知らず(読み)カズシラズ

デジタル大辞泉 「数知らず」の意味・読み・例文・類語

かずら◦ず

数えきれないほど多い。限りなく多い。
女房なども―◦ず集ひ参りて」〈賢木

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「数知らず」の意味・読み・例文・類語

かず【数】 知(し)らず

  1. ( 数がわからないの意 ) 数えようとしても、数が多くて、数えられない。限りもなく多い。かず知れず。
    1. [初出の実例]「雨やまぬ軒のたま水かすしらす恋しきことのまさるころかな〈平兼盛〉」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)恋一・五七八)
    2. 「人のやけしぬる事数百人、牛馬のたぐひは数を知ず」(出典:平家物語(13C前)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む