文学青年(読み)ブンガクセイネン

デジタル大辞泉 「文学青年」の意味・読み・例文・類語

ぶんがく‐せいねん【文学青年】

文学を愛好し、作家を志す青年
文弱で、実際的なことにうとい青年を軽んじていう語。「青白き文学青年

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「文学青年」の意味・読み・例文・類語

ぶんがく‐せいねん【文学青年】

  1. 〘 名詞 〙 文学を好み、文学作品の創作をこころざす青年。また、文学的雰囲気を好んで粋がったり、夢想世界に遊んだりするような青年。文弱で、実際的なことにうとい青年を軽んじて呼ぶ場合にも用いる。
    1. [初出の実例]「オドオドした一文学青年を」(出典:東京の三十年(1917)〈田山花袋〉私の最初の翻訳)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android