文徳(読み)ブントク

デジタル大辞泉 「文徳」の意味・読み・例文・類語

ぶん‐とく【文徳】

武力によらないで、学問によって人を教化する徳。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「文徳」の意味・読み・例文・類語

ぶん‐とく【文徳】

  1. 〘 名詞 〙 学問、文教の徳。学問、人格力などによって人を教化し心服させる徳。
    1. [初出の実例]「王者専修文徳、旺化諸人者也」(出典:東海一漚集(1375頃)四・経権篇)
    2. [その他の文献]〔易経‐小畜卦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「文徳」の読み・字形・画数・意味

【文徳】ぶんとく

文治の徳。礼楽などをいう。〔書、大禹乃ち(おほ)いにき、干(かんう)を兩階にはしむ。七旬にして(いうべう)(族)格(いた)る。

字通「文」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android