文無し(読み)モンナシ

デジタル大辞泉 「文無し」の意味・読み・例文・類語

もん‐なし【文無し】

《「一文無いちもんなし」の略》所持金が全くないこと。また、そのさま。無一文。「競馬で負けて文無しになる」
《それ以上の文数はないところから》並み外れて大きな足袋たび。12文(約28.8センチ)以上の大きな足袋
[類語]身一つ裸一貫素っ裸丸裸身すがら無一文無一物おけら素寒貧すってんてん貧乏貧困貧窮貧苦窮乏困窮困乏困苦生活苦ひん赤貧極貧清貧じり貧貧寒じり安どか貧不如意ふにょい落ち目減退後退下火退潮尻すぼまり廃頽下り坂左前不振先細り下がり目低落廃る廃れる傾く寂れる

あや‐な・し【文無し】

[形ク]
筋道が通らない。不条理だ。わけがわからない。
「春の夜のやみは―・し梅の花色こそ見えね香やは隠るる」〈古今・春上〉
むだである。かいがない。無意味だ。
「思へども―・しとのみ言はるれば夜のにしき心地こそすれ」〈後撰・恋二〉
判別がつかない。
夜半の空星さへ雲におほはれて、道も―・く物すごき」〈浄・盛衰記

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 おけ 文無

二十四節気の一つで,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) として四季の中央におかれた中気。元来,春分は太陰太陽暦の2月中 (2月後半) のことで,太陽の黄経が0°に達した日 (太陽暦の3月 2...

春分の用語解説を読む