精選版 日本国語大辞典 「文芸評論」の意味・読み・例文・類語
ぶんげい‐ひょうろん‥ヒャウロン【文芸評論】
- 〘 名詞 〙 =ぶんげいひひょう(文芸批評)
- [初出の実例]「作家や大学教授や文芸評論家の映画批評が随分横行したが」(出典:映画と批評(1939)〈津村秀夫〉一)
…【清水 徹】
[日本]
幕末の洋学移入の延長線上に入ってきた西洋思想とその紹介が,まず明治初年の啓蒙思想として流布し,そのなかから文学論が散発的に現れた。チェンバー兄弟編の百科全書の文学項目(Rhetorics and Belles Lettres)が菊池大麓によって《修辞及華文》(1879)として訳され,また《新体詩抄》(1882)の序文が詩論の発端を示すなどして,やがて坪内逍遥《小説神髄》(1885‐86)が出て近代文芸評論は成立する。このリアリズム小説論は,二葉亭四迷〈小説総論〉(1886)の虚構理論に発展し,明治20年代にいたって坪内逍遥と森鷗外との論争などを通じて,文芸批評は時代の文学への指導的役割を確立する。…
※「文芸評論」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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