百科事典マイペディア 「斑レイ(糲)岩」の意味・わかりやすい解説 斑レイ(糲)岩【はんれいがん】 苦鉄質深成岩の総称。斜長石(灰長石が50〜90%程度のもの)と,有色鉱物として輝石,カンラン石などを主成分とする粗粒完晶質。外観は花コウ岩に似ているが色は黒っぽく,黒御影(みかげ),鬼御影などと呼ばれ,碑石,墓石などに利用する。有色鉱物の種類により多くの種類に区分される。有色鉱物として普通角セン石を主とするものを角セン石斑レイ岩といい,変動帯に多く産出する。→関連項目黒御影 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報