出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…また破断のうちで,規則的に発達しているものは節理と呼ばれることもある。地層や岩石が急崖をなして露出している場合に,これをしばしば断層と呼ぶことがあるが,これは断崖であって,断層と呼ぶのはあやまりである。 断層運動が起きた割れ目(面)を断層面という。…
…農奴制批判の意義を指摘されて,作者の名を一躍高からしめる代表作となった。第3の長編《断崖》(1869)は,ニヒリストを戯画化し,また長期の執筆による構成の不統一をきたしたため,不評を被った。後に作者は《平凡物語》《オブローモフ》《断崖》の三部作の内的関連を強調し,農奴解放前のロシア生活の〈夢〉と〈覚醒〉の情景を表現したものと述懐している。…
※「断崖」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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