新味(読み)しんみ

精選版 日本国語大辞典 「新味」の意味・読み・例文・類語

しん‐み【新味】

〘名〙
① これまでとはちがった新しいおもむき。新風。あたらしみ。
※詩序集(1133頃)月作詩家燈詩序〈大江佐国〉「旨酒勧盃、莫予北之新味
談義本・世間万病回春(1771)序「万古不易正味をきらひて一時流行の新味を好むより」
② その年に初めて収穫されたもの。また、その季節になって初めて食べるもの。はつもの。〔後漢書‐和熹鄧皇后紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「新味」の意味・読み・例文・類語

しん‐み【新味】

今までにない新しい味わいや趣。新鮮み。あたらしみ。「新味を出す」「新味のない戯曲
[類語]新風フレッシュ新しい瑞瑞みずみずしい新鮮生鮮生新清新なま鮮度ぴちぴち取れ立て生き生き生生なまなましい真新しい初初ういういしい溌剌はつらつホット最新トレンディー新た目新しい斬新最先端真っさら出来立てほやほや新品生き活気新進新進気鋭新鋭新星

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「新味」の読み・字形・画数・意味

【新味】しんみ

初物

字通「新」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

激甚災害

地震や風雨などによる著しい災害のうち、被災地域や被災者に助成や財政援助を特に必要とするもの。激甚災害法(1962年成立)に基づいて政令で指定される。全国規模で災害そのものを指定する「激甚災害指定基準に...

激甚災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android