新殿(読み)にいどの

精選版 日本国語大辞典 「新殿」の意味・読み・例文・類語

にい‐どのにひ‥【新殿】

  1. 〘 名詞 〙 新しく建造した殿舎
    1. [初出の実例]「天手力雄の命と云神磐戸のわきに立給しが、其戸をひきあけて新殿にうつしたてまつる」(出典:神皇正統記(1339‐43)上)

しん‐でん【新殿】

  1. 〘 名詞 〙 新築御殿
    1. [初出の実例]「新殿を建てて、東の対だちたる屋を造るとて」(出典:春曙抄本枕(10C終)二九六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android