既述(読み)きじゅつ

精選版 日本国語大辞典 「既述」の意味・読み・例文・類語

き‐じゅつ【既述】

〘名〙 すでに述べたこと。前述
江戸から東京へ(1921)〈矢田挿雲〉二「柳の並樹が我国街路樹の嚆矢たる事は既述(キジュツ)通りであるが」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「既述」の意味・読み・例文・類語

き‐じゅつ【既述】

[名](スル)すでに述べたこと。前述。「この点は既述したとおりである」
[類語]前掲前記前出上記言及論及触れる述べる論述叙述記述口述陳述詳述前述後述上述先述略述縷述るじゅつ屡述るじゅつ叙説述懐詳説詳論開陳

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

狐の嫁入り

1 日が照っているのに、急に雨がぱらつくこと。日照り雨。2 夜、山野で狐火が連なって、嫁入り行列の提灯ちょうちんのように見えるもの。[類語](1)狐日和びより・天気雨・雨天・荒天・悪天・雨空・梅雨空・...

狐の嫁入りの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android