日本文学大賞

デジタル大辞泉プラス 「日本文学大賞」の解説

日本文学大賞

新潮文芸振興会が創設した文学賞小説評論詩歌戯曲を対象とする。受賞作は雑誌「新潮」に掲載。1969年発表の第1回受賞作は井上靖おろしや国酔夢譚」、稲垣足穂「少年愛の美学」。第16回より文芸部門、学芸部門の2部門に分かれる。1987年発表の第19回をもって終了。文芸部門は「三島由紀夫賞」「山本周五郎賞」に引き継がれ、学芸部門は「新潮学芸賞」となった(のちの小林秀雄賞新潮ドキュメント賞)。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android