日本経済大典(読み)にほんけいざいたいてん

改訂新版 世界大百科事典 「日本経済大典」の意味・わかりやすい解説

日本経済大典 (にほんけいざいたいてん)

経済学者滝本誠一の編纂した,平安時代から明治前期に及ぶ法制,経済,農政に関する文献集。とくに江戸期の経世書を網羅している。滝本が1914-17年に編纂した《日本経済叢書》(全36冊)を校訂し,これに未刊本を加えたものである。最初28-30年に全54冊で刊行され,ついで66-71年に復刊,76年には同じく滝本の編纂した《通俗経済文庫》(1916-17初刊)が補巻と銘うち全6冊刊行された。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

今日のキーワード

再生可能エネルギー

自然の活動によってエネルギー源が絶えず再生され、半永久的に供給され、継続して利用できるエネルギー。有限の資源である化石燃料などに代わる、新エネルギー(中小規模水力・地熱・太陽光・太陽熱・風力・雪氷熱・...

再生可能エネルギーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android