日立製作所
ひたちせいさくしょ
Hitachi, Ltd.
総合電機メーカー。多数の企業を傘下に収める日立グループの中核企業。幅広い分野にわたる電気機器類を生産する日立グループの中で,おもに情報・通信システム,社会・産業システム,電子装置・システムセグメント製品の製造および販売・サービスを行なう。1910年設立の久原鉱業所日立鉱山の修理工場を前身として,1920年に設立。その後数多くの合併,吸収を経て発展。1956年電線部門を分離して日立電線,鉄鋼部門を分離して日立金属工業(現日立金属)設立,1963年化学製品部門を分離して日立化成工業(現日立化成)へ譲渡。1976年照明器具部門を分離して日立照明を設立。1995年日立家電を吸収合併した。1999年事業グループを再編。2002年家電部門を分離して日立ホーム・アンド・ライフ・ソリューション(今日の日立アプライアンス)を設立,また,産業機器部門を分離して日立産機システムを設立した。2004年トキコ,日立ユニシアオートモティブを合併。2016年日立メディコ,日立アロカメディカルを合併し,ヘルスケア事業を強化。そのほかアメリカ合衆国のゼネラル・エレクトリックやジョンソン・コントロールズ,三菱重工業など多くの企業と合弁会社を設立している。
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日立製作所
ひたちせいさくしょ
総合電気機械企業。1910年(明治43)久原鉱業所日立鉱山工作課長の小平(おだいら)浪平が付設電気機械製作工場を新設,12年(大正元)同工場は久原鉱業株式会社日立製作所と称した。18年久原鉱業佃島製作所を併合して亀戸工場とし,20年久原鉱業から分離独立して株式会社日立製作所となる。翌年日本汽船笠戸造船所を買収して笠戸工場とし,鉄道車両生産に進出。昭和初期にはドイツから蒸気タービン技術を導入,火力発電部門にも進出。第2次大戦後は事業の一部分割を余儀なくされたが,電源開発ブームによって立ち直り,高度成長期以降は家電・エレクトロニクス部門の相次ぐ拡張によって急成長した。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
日立製作所
正式社名「株式会社日立製作所」。英文社名「Hitachi, Ltd.」。電気機器製造業。明治43年(1910)「久原鉱業所日立鉱山」の修理工場として発足。大正9年(1920)設立。本社は東京都千代田区丸の内。総合電機・重電メーカー。国内最大手。主に情報通信システムや電力・産業システム、民生機器などの製造・販売を行う。東京証券取引所第1部・名古屋証券取引所第1部上場。証券コード6501。
出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報
日立製作所
情報通信、家庭電化、重電などの機器を製造・販売する総合電機メーカー。1910年創業。会社設立は1920年。現在、「Prius」シリーズおよび企業向けパソコン「Flora」シリーズなどを販売している。外部リンクhttp://www.hitachi.co.jp/
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