日経(読み)にちきょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「日経」の解説

日経 にちきょう

1560-1620 織豊-江戸時代前期の僧。
永禄(えいろく)3年生まれ。日蓮宗。京都妙満寺27世。慶長13年江戸城でおこなわれた浄土宗との対論では,徳川家康の日蓮宗弾圧策により敗北して耳鼻などをそがれる刑をうけた(慶長法難)。元和(げんな)6年11月22日死去。61歳。上総(かずさ)(千葉県)出身。字(あざな)は善海。号は常楽院,常談義院。著作に「浄土日蓮宗論記録」など。

日経 にっきょう

にちきょう

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367日誕生日大事典 「日経」の解説

日経 (にっきょう)

生年月日:1560年2月28日
安土桃山時代;江戸時代前期の日蓮宗の僧
1620年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の日経の言及

【妙満寺】より

…そののち〈諸宗は堕獄の根源,法華宗ばかり成仏なるべし〉を標榜して折伏(しやくぶく)の布教を伝統とした日什門流の拠点となり,京都二十一ヵ本山(近世には十六ヵ本山)の一つとして栄えた。上総七里法華の基を築いた日泰,慶長法難で不受不施(ふじゆふせ)を主張して徳川家康に弾圧された日経は,当寺の僧である。寺地は中世には下京地域を転々とし,1583年(天正11)豊臣秀吉の命により寺町二条に移り,廃仏毀釈で寺勢を減じたが,明治期には塔頭(たつちゆう)4院,末寺550ヵ寺があった。…

※「日経」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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