旧慣(読み)キュウカン

デジタル大辞泉 「旧慣」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐かん〔キウクワン〕【旧慣】

古くからのならわし。
[類語]旧習

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精選版 日本国語大辞典 「旧慣」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐かんキウクヮン【旧慣・旧貫】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 古くからのならわし。慣例。旧習。しきたり。
    1. [初出の実例]「上月之中。有内宴者、先来之旧貫也」(出典:本朝文粋(1060頃)一一・玩鶯花詩序〈小野篁〉)
    2. 「人の気風快発にして旧慣に惑溺せず」(出典:文明論之概略(1875)〈福沢諭吉〉一)
    3. [その他の文献]〔論語‐先進〕
  3. 先例前例
    1. [初出の実例]「今日之事以可准拠者也、国平朝臣以下称旧貫不一レ朽」(出典:権記‐長保二年(1000)正月一日)

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