イギリス、ウェストミンスター宮殿の「星室」(天井に星の装飾があったところから名づけられた)で開かれた、国王大権裁判所。スター・チェンバーともよばれる。複雑な法的手続を要する各種のコモン・ロー裁判所が対処しえない事件を処理するために、15世紀末から国王評議会の裁判権に基づいて開かれるようになった。治安を乱す行為、陪審員の贈収賄などを管轄事項として、チューダー朝に入って盛んに開かれたが、スチュアート朝においては国王専制の政策を遂行するための道具として濫用され、ことに政敵やピューリタンに対して拷問をはじめとする過酷な刑罰を課して悪評を買い、ピューリタン革命期の1641年、長期議会によって廃止された。
[今井 宏]
出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報
化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...
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