春菜(読み)はるな

精選版 日本国語大辞典 「春菜」の意味・読み・例文・類語

はる‐な【春菜】

  1. 〘 名詞 〙 春に萌え出る菜。特に、セリ・ナズナ・ハコベなど、食用になる菜をいう。若菜。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「明日よりは春菜(はるな)採まむと標めし野に昨日も今日も雪は降りつつ」(出典万葉集(8C後)八・一四二七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「春菜」の読み・字形・画数・意味

【春菜】しゆんさい

若菜。

字通「春」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android