暁鐘(読み)ギョウショウ

デジタル大辞泉 「暁鐘」の意味・読み・例文・類語

ぎょう‐しょう〔ゲウ‐〕【暁鐘】

夜明けに鳴らす鐘。明けの鐘。⇔暮鐘
新しい時代の始まりを告げ知らせるもの。「近代日本の暁鐘
[補説]書名別項。→暁鐘

ぎょうしょう〔ゲウショウ〕【暁鐘】

土井晩翠の第2詩集。明治34年(1901)刊。

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精選版 日本国語大辞典 「暁鐘」の意味・読み・例文・類語

ぎょう‐しょうゲウ‥【暁鐘】

  1. 〘 名詞 〙 ( 古くは「きょうしょう」とも ) 夜明けを知らせる鐘の音。あけ方のかね。また、比喩的に、物事のはじまりを告げ知らせるものをたとえていう。
    1. [初出の実例]「慈悲若不郷里、便付春風暁鐘」(出典菅家文草(900頃)四・別遠上人)
    2. [その他の文献]〔孔徳紹‐送舎利宿定晉巖詩〕

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普及版 字通 「暁鐘」の読み・字形・画数・意味

【暁鐘】ぎよう(げう)しよう

夜明けの鐘。唐・岑参〔中書舎人賈至の早く大明宮に朝すに奉和す〕詩 金闕の曉を開き 玉階の仙杖、千宮を擁す

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