精選版 日本国語大辞典 「暗礁」の意味・読み・例文・類語
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つねに海面下にある周囲より突出した岩礁(がんしょう)またはサンゴ礁で、船の航行に危険な程度に浅い水深を有する地形。より正確には、低潮面下にあるものをいい、暗岩ともいう。これに対して、低潮面と高潮面の間にあるものを干出岩(かんしゅつがん)、干出礁、高潮面上にあるものを顕岩(けんがん)、顕礁という。暗礁のある位置は、海の色が異なっていたり、砕け波がみられることによって知ることができる。暗礁の多い場所は、岩石海岸の海食地形の発達する海域やサンゴ礁海岸の環礁(かんしょう)、裾礁(きょしょう)、卓礁(たくしょう)の発達する付近の浅海域である。これらの暗礁の多い海域では、航海に際して、海図の水深分布や岩礁の記号に注意するとともに、種々の危険防止策を講じる必要がある。
[豊島吉則]
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…通常20m以浅の場合に用いられる。岩礁,暗礁,暗岩のことである。とくに頂部がとがったものを尖礁という。…
※「暗礁」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
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