書き物(読み)カキモノ

デジタル大辞泉 「書き物」の意味・読み・例文・類語

かき‐もの【書き物】

書いたもの。文書
文字文章を書くこと。「書き物で一日中忙しい」
[類語](1文書書類公文書私文書書面怪文書古文書こもんじょドキュメント/(2執筆文筆文章ぶん一文いちぶん散文文言もんごん編章詞章詞藻文辞ぶんじ文藻文体文面章句

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改訂新版 世界大百科事典 「書き物」の意味・わかりやすい解説

書き物 (かきもの)

演劇用語。(1)新作狂言の通称。新しく書き下ろした物の意。古典作品に重点を置くようになった近代歌舞伎で,新作の上演は少なく,期待をこめて特別に扱われたことから,とくにこの称が生まれた。(2)舞台上で使う,手紙証文,起請(きしよう),血判状などのこと。狂言作者担当で,前もって書いておく。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

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