書案(読み)しょあん

精選版 日本国語大辞典 「書案」の意味・読み・例文・類語

しょ‐あん【書案】

〘名〙
① 机。ふづくえ。書几
江都督納言願文集(平安後)三・奨学院「王楊盧駱之英才。夜蛍聚書案之上」 〔白居易‐偶眠詩〕
② 書きもの。文書。また、文書の草案草稿。〔後漢書‐劉聖公〕

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デジタル大辞泉 「書案」の意味・読み・例文・類語

しょ‐あん【書案】

書きもの机。文机ふづくえ
文書の草案。下書き。また、文書。

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普及版 字通 「書案」の読み・字形・画数・意味

【書案】しよあん

案件。また、文机。宋・欧陽脩読書〕詩 至れる哉(かな)天下の樂しみ 日書案に在り

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