書画(読み)ショガ

デジタル大辞泉 「書画」の意味・読み・例文・類語

しょ‐が〔‐グワ〕【書画】

書と絵画。「書画骨董こっとう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「書画」の意味・読み・例文・類語

しょ‐が‥グヮ【書画】

  1. 〘 名詞 〙 書と絵。書道と絵画。また、書や絵をかくこと。
    1. [初出の実例]「書画をあつめて持たぞ」(出典:玉塵抄(1563)四〇)
    2. 「琴棊(きんぎ)書画は晴の芸」(出典浄瑠璃傾城反魂香(1708頃)上)
    3. [その他の文献]〔張衡‐論貢挙疏〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「書画」の読み・字形・画数・意味

【書画】しよが(ぐわ)

書と画。〔宋書、王微伝〕、少(わか)くして學を好み、覽せざる無し。善くを屬(つく)り、書畫を能くし、ねて律・方・陰陽・數を解す。

字通「書」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の書画の言及

【骨董】より

…また中国では古く,細かなものを入れ混じえる意もあり,魚や野菜を種々混ぜ合わせた煮物汁を〈骨董羹〉,五目飯のような混ぜご飯を〈骨董飯〉と呼んだことが知られる。明代の文人董其昌の《骨董十三説》に,骨董と呼ぶべきものとして金,玉,書画墨跡,石印,鐫刻(せんこく),窯器,漆器,琴,剣,鏡,硯(すずり)などがあげられており,日本で用いられてきた骨董の語もおおよそこの意味に沿いながら,日本的に変容されたものというべきであろう。 江戸時代には今日いう美術品の主流は茶道具(茶器)であり,一般にはもう少し雑多なものを含めて〈道具〉と呼ばれた。…

※「書画」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android