書記す(読み)カキシルス

デジタル大辞泉 「書記す」の意味・読み・例文・類語

かき‐しる・す【書(き)記す】

[動サ五(四)]文字を書きつける。書き留める。「手帳予定を―・す」
[類語]控えるめる書き付ける録する記録するメモするノートする書く記すしたためる書き表す書き立てる記する書き綴る書き込む書き入れる記入記載筆記記帳速記

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精選版 日本国語大辞典 「書記す」の意味・読み・例文・類語

かき‐しる・す【書記】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙 書きつける。書いて記録する。記す。
    1. [初出の実例]「長歌詞曰〈略〉唐の詞を仮らず、書記須(かきしるス)博士雇はず」(出典続日本後紀‐嘉祥二年(849)三月庚辰)
    2. 「簾ほのかに洗濯屋と書しるして」(出典:浮世草子・好色一代男(1682)二)

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