最期(読み)サイゴ

デジタル大辞泉 「最期」の意味・読み・例文・類語

さい‐ご【最期】

命の終わるとき。死にぎわ。臨終末期まつご。「最期をみとる」
[類語]死期末期まつごいまわ死に際往生際死に目断末魔臨終終焉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「最期」の意味・読み・例文・類語

さい‐ご【最期】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ご」は「期」の呉音 ) 命の終わる時期。死ぬ時。死にぎわ。臨終。末期(まつご)最後
    1. [初出の実例]「のちの世のうしろめたかるべき思ひはなく、あらたにたふとかりし人の御さいごなれど」(出典:浜松中納言物語(11C中)四)
    2. 「黄なる泉へ流れゆく、勇士の最期(サイゴ)ぞめざましき」(出典読本椿説弓張月(1807‐11)続)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android