最短距離(読み)サイタンキョリ

デジタル大辞泉 「最短距離」の意味・読み・例文・類語

さいたん‐きょり【最短距離】

二点間を結ぶ曲線うちで、もっとも短いもの。平面上では二点を結ぶ線分の長さ、球面上では二点を通る大円の短いほうの弧の長さ。
ある物事に至るのにもっとも近い地位。「次期社長への最短距離にいる役員
ある物事を達成するのにもっとも可能性が高い方法。「成功への最短距離

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「最短距離」の意味・読み・例文・類語

さいたん‐きょり【最短距離】

  1. 〘 名詞 〙 ある所から他の所まで行くのに最も距離の短い経路。
    1. [初出の実例]「彼の人生とは、会社と家庭の二点間の最短距離(サイタンキョリ)を意味し」(出典真理の春(1930)〈細田民樹たこ)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android