精選版 日本国語大辞典 「有機体論」の意味・読み・例文・類語
ゆうきたい‐ろん イウキタイ‥【有機体論】
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…機械論の再出発は17世紀初頭のヨーロッパで行われた。その背景には中世における建築技術の発達や機械時計の完成,さらに大砲の開発による投射体の運動の研究や航海術の進歩に伴う位置決定の課題などがあったのであるが,17世紀はじめに,それまで支配的な自然観・社会観であった目的論的・有機体論的なアリストテレス主義と,隠れた性質を認めるヘルメス主義を批判してF.ベーコンが新しい要素論を唱え,デカルトが魂と物体を明確に区別して物体から内的目的や隠れた性質を排除し,自然を〈延長〉としてとらえ,運動を位置の変化として幾何学的に研究する方法を打ち立てて,近代の機械論が成立した。すなわちデカルトは,当時完成した機械であった時計をモデルとして,自然を外から与えられる運動によって〈法則〉に従って動く部分の集合であると見たのである。…
…一方,生命機械論は生物の現象を終局的に物質現象として理解する立場だが,それにいくつかのちがった考え方があることは後述する。なお新生気論,全体論,生体論(有機体論)などといった生命論の提唱もあり,実際には単純に割り切ることはできない。 生命をどう考えるかは生体の構造と機能の解釈に依存することであり,科学の発展によって異なってくる。…
…ここでは,各分野・各時代・各地域にまたがる全世界的な世界観の類型化の例を示す。
[有機体論的世界観]
世界全体を生き物と見る世界観で,世界もその内部の事物も誕生と成長の過程にあり,無定形の混沌から秩序あるものへと形成され,分化発展をとげるものとみる。したがって,世界を目的論的なもの歴史的なものと見る世界観である。…
※「有機体論」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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