有田(読み)ありだ

精選版 日本国語大辞典 「有田」の意味・読み・例文・類語

ありだ【有田】

[一] 和歌山県北西部の地名紀伊水道に面する。紀州有田ミカンの発祥主産地紀勢本線が通じる。昭和三一年(一九五六市制
[二] 和歌山県北部の郡。古くは「あてぐん」といい、阿提・安諦の字が用いられたが、大同元年(八〇六)在田郡と改称。のち、有田・在田が混在したが、明治一二年(一八七九有田郡に統一された。

ありた【有田】

佐賀県西部、西松浦郡の地名。有田焼伊万里焼)で有名。JR佐世保線から松浦鉄道西九州線を分岐する。

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デジタル大辞泉 「有田」の意味・読み・例文・類語

ありだ【有田】

和歌山県西部の市。有田川河口にある。紀州有田ミカンの集散地蚊取り線香の主産地。人口3.1万(2010)。

ありた【有田】

佐賀県中西部、西松浦郡の地名。有田焼の産地。

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