朔月(読み)サクゲツ

デジタル大辞泉 「朔月」の意味・読み・例文・類語

さく‐げつ【×朔月】

1のときの月の称。新月
陰暦で月の第1日。朔日

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精選版 日本国語大辞典 「朔月」の意味・読み・例文・類語

さく‐げつ【朔月】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 月が太陽と同方向にきたときを新しい暦月の初日とする暦をいう。また、月の第一日目。ついたち。朔日(さくじつ)。〔礼記玉藻
  3. 陰暦六月異名
    1. [初出の実例]「旦月 朔月 陽水」(出典:俳諧・増山の井(1663)六月)

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普及版 字通 「朔月」の読み・字形・画数・意味

【朔月】さくげつ

ついたち。〔詩、小雅、十月之交〕十 辛卯 日、之れをするり 亦た孔(はなは)だ之れ醜(あ)し

字通「朔」の項目を見る

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