木曽材木工芸品(読み)きそざいもっこうげいひん

事典 日本の地域ブランド・名産品 「木曽材木工芸品」の解説

木曽材木工芸品[木工]
きそざいもっこうげいひん

北陸甲信越地方、長野県の地域ブランド。
塩尻市木曽郡木曽町・木曽郡上松町・木曽郡大桑村などで製作されている。木曽五木の檜(ヒノキ)・椹(サワラ)・翌檜(アスナロ)・高野槙(コウヤマキ)・鼠子(ネズコ)が材料。14世紀に、漆器の檜木地を製作したのが始まりという。江戸時代には箱物類や桶・樽がつくられた。現在では幅広く製品がつくられている。長野県伝統的工芸品。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「木曽材木工芸品」の解説

木曽材木工芸品

長野県木曽郡木曽町、上松町、大桑村などで生産される木工芸品。“木曽の五木”と呼ばれるヒノキ・サワラ・クロベ・コウヤマキ・アスナロの良質な木材を利用してつくる桶、樽、箱物など。県の伝統工芸品に指定されている。

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