出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
本寺または本山に従属してその支配・統制下にある寺院。「今昔物語集」に延暦寺末寺などの語がみられることから,本寺・末寺の関係は古くから存在したといえる。江戸幕府は仏教統制政策から宗派ごとに法度(はっと)を定め,本山が住職の任免,法会(ほうえ)などへの出仕,上納金の賦課などを通して,末寺を従属関係において秩序を保持することを制度的に確立した。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報
…元来,創建・宗派・寺地などを共にする寺院相互において,故あって一方の大寺を本寺・本山としてそれに属する寺をいう。後世の末寺の一種である。9世紀より天台・真言2宗の興隆流布とともに別院が派生した。…
…本寺・本山と末寺の関係についての制度。本末関係は,本山と末寺間の関係,末寺間相互の関係に分けられるが,前者を狭義の本末関係,後者を上寺下寺関係とすべきであろう。…
※「末寺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...
5/20 小学館の図鑑NEO[新版]昆虫を追加
5/14 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新