ほん‐たい【本体】
〘名〙
※浜松中納言(11C中)五「この人のほんたいをばこの宮もえ知り給はじ」 〔
阮籍‐楽論〕
※とりかへばや(12C後)上「はかなくかきならし給琴の音も、唐国のほんたい覚えて」
※東関紀行(1242頃)株瀬川より
熱田「この宮の本体は、
草薙と号し奉る神剣なり」
⑤ あたりまえ。本来。
※
大鏡(12C前)四「本躰はまゐらせたまふまじきを」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
デジタル大辞泉
「本体」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
普及版 字通
「本体」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
本体
筐体と、筐体に内蔵された機器の総称。デスクトップパソコンの場合は、ディスプレイやキーボード、マウスなどは含まないが、ノートパソコンの場合は、すべて含まれる。
出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報
世界大百科事典内の本体の言及
【現象】より
…一般に事象がわれわれに対して現れている姿を言うが,この現象については古来対立する二つの考え方がある。一つは,時空間的に制約されることのない本体(noumenon)あるいは本質を想定し,それが時空界に現れた姿を現象と考える。カントの現象概念がその典型であり,彼は物のそれ自体における姿つまり物自体と,われわれの感性にとってのその現れつまり現象とを区別し,われわれ有限な人間には物自体は認識不可能であり(不可知論),認識可能なのは現象界だけだと考えた。…
※「本体」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報