本真(読み)ホンマ

デジタル大辞泉 「本真」の意味・読み・例文・類語

ほん‐ま【本真】

[名・形動]多く西日本で)本当であること。また、そのさま。「本真にがめつい」
[類語]本に本当まことに実に真に全くまさにまさしくひとえにせつげに現にほとほとすっかりつくづく全く以て何とも実以て真実真個真正正真しょうしん事実実際紛れもない他ならない有りのまま現実そのものしん以てかみ掛けて正真正銘いかにも

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精選版 日本国語大辞典 「本真」の意味・読み・例文・類語

ほん‐ま【本真】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 本当であること。また、そのさま。真実。
    1. [初出の実例]「なじみをかさぬるにつけては、本間(ホンマ)心中をたて」(出典浮世草子・元祿大平記(1702)五)

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普及版 字通 「本真」の読み・字形・画数・意味

【本真】ほんしん

本来の物。漢・趙岐〔孟子題辞〕外書四り。~其の宏深なる能はず。と相ひ似ず、孟子の本眞に非ず。後世依放して、之れに託するに似たり。

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