本論(読み)ホンロン

精選版 日本国語大辞典 「本論」の意味・読み・例文・類語

ほん‐ろん【本論】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 主となる論。根本の論。
    1. [初出の実例]「浄土宗の本論(ホンロン)也」(出典:米沢本沙石集(1283)一〇本)
    2. 「夫はほんの冒頭なので、本論は是からなのです」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉二)
  3. 話題にしている、この論。
    1. [初出の実例]「本論の最初の引用に」(出典:前期自然主義文学(1949)〈瀬沼茂樹〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む