江戸中期の豪商。通称光丘(みつおか)。本間家3代で、1754年(宝暦4)家督を継ぐ。酒田西浜に砂防林をつくり、新田開発を行う。庄内(しょうない)藩、米沢(よねざわ)藩の財政再建に関与し、庄内藩では御小姓(おこしょう)格、郡代並(なみ)に任ぜられた。多額の大名貸を行い、米および内陸の大豆、青苧(あおそ)などの特産物の取引によって商業資本家となる一方、小作米約1万4000俵に上る大地主本間家としての基礎をつくった。光丘が建てた現存する建造物に、68年(明和5)幕府巡見使宿としてつくられた後の本間家本邸、浄福寺唐門、山王山日枝(ひえ)神社がある。光丘は俳句をつくり、蓬莱山其山(ほうらいさんきさん)と号した。享和(きょうわ)元年6月1日没。酒田市立光丘図書館に光丘(こうきゅう)文庫がある。
[横山昭男]
出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報
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