朮祭(読み)オケラマツリ

デジタル大辞泉 「朮祭」の意味・読み・例文・類語

おけら‐まつり〔をけら‐〕【朮祭/白朮祭】

京都八坂神社で、大みそかから元旦にかけて行われる祭り火鑽ひきで点じた火でオケラの根、柳の削り掛けを燃やして、かがり火にする。参詣さんけい人はそれを火縄に移して持ち帰り、雑煮を煮る火種とする。 新年》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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