東京応化工業[株](読み)とうきょうおうかこうぎょう(英語表記)TOKYO OHKA KOGYO CO., LTD.

百科事典マイペディア 「東京応化工業[株]」の意味・わかりやすい解説

東京応化工業[株]【とうきょうおうかこうぎょう】

半導体フォトレジストで世界のトップ。国内シェア6割強を占める。1936年向井繁正が東京応化研究所を創業。1940年東京応化工業を設立。ブラウン管用の塗布材製造で急成長し,その後エレクトロニクス関連材料に事業展開。1960年代にフォトレジスト・メーカー転換。印刷材料に加え半導体・液晶製造装置にも事業拡大。本社川崎市,工場宇都宮,阿蘇,御殿場ほか。2011年資本金146億円,2011年3月期売上高799億円。売上構成(%)は,材料89,装置11。海外売上比率62%。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

日本の企業がわかる事典2014-2015 「東京応化工業[株]」の解説

東京応化工業

正式社名「東京応化工業株式会社」。英文社名「TOKYO OHKA KOGYO CO., LTD.」。化学工業。昭和11年(1936)前身の「東京応化研究所」創業。同15年(1940)設立。本社は川崎市中原区中丸子。化学薬品・製造装置メーカー。半導体・液晶・プリント基板製造向け感光性樹脂のシェアトップクラス。液晶パネル製造装置・半導体製造装置の製造・販売も行う。東京証券取引所第1部上場。証券コード4186。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「東京応化工業[株]」の意味・わかりやすい解説

東京応化工業
とうきょうおうかこうぎょう
TOKYO OHKA KOGYO CO., LTD.

半導体用フォトレジストの大手メーカー。1940年に設立,1986年東京証券取引所第2部に上場(1990第1部に指定替え)。半導体製造における電子材料需要の高まりを背景として成長し,半導体用フォトレジストは高い市場占有率を保っている。高純度化学薬品,ディスプレイ製造用装置の製造販売なども手がける。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報