東条(読み)トウジョウ

デジタル大辞泉 「東条」の意味・読み・例文・類語

とうじょう〔トウデウ〕【東条】

姓氏の一。
[補説]「東条」姓の人物
東条義門とうじょうぎもん
東条英機とうじょうひでき
東条操とうじょうみさお

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精選版 日本国語大辞典 「東条」の意味・読み・例文・類語

とうじょうトウデウ【東条】

  1. 姓氏の一つ

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日本歴史地名大系 「東条」の解説

東条
とうじよう

東条町全域およびやしろ廻渕まわりぶち小野市下東条地区一帯に比定される。東条川の上流から中流域で東条谷ともよばれる。当地は「播磨国風土記」賀毛かも郡の項にみえる端鹿はしか里にあたり、東条の地名も条里制に由来すると思われる。文永二年(一二六五)一一月三日の住吉神領杣山四至并造替諸役差定書(大川瀬住吉神社文書)に「東条サイト(西戸)ツノエタ(常田カ)ユフ子(井船)ムラ、南ハウリウタカハヨリ、タカノヲ(高の尾)ナカヤ(長谷)ムラ、マツハラ(松原)カウヤムラ、小分谷ムラ」とあり、東条の村々が摂津住吉神社造営のため、紙二〇帖・白米三斗・大豆六升五合などを納めている。建武三年(一三三六)九月八日の中原助兼挙状(辻文書)には亀菊丸の代岸田少輔房隆覚が八月三日に「東条之城」に馳せ向かい、城内を焼払ったとみえる。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「東条」の意味・わかりやすい解説

東条
とうじょう

兵庫県南東部、加東郡(かとうぐん)にあった旧町名(東条町(ちょう))。現在は加東市の南東部を占める一地区。旧東条町は1955年(昭和30)中東条、上東条の2村が合併、町制施行して成立。2006年(平成18)滝野(たきの)、社(やしろ)の2町と合併して市制施行、加東市となる。国道372号が通じ、中国自動車道ひょうご東条インターチェンジがある。加古川の支流東条川沿い肥沃(ひよく)な沖積地は、灘(なだ)五郷の酒米山田錦(にしき)の産地。農家の副業として発達した釣り針鯉幟(こいのぼり)の生産で知られる。とくに釣り針は釣りブームにのって生産が急増し、旧町域の生産量は全国生産の約5割に達している。中国自動車道の開通で阪神都市圏に含まれる。北部の人造湖東条湖は県立自然公園に指定され、その周辺は別荘地やゴルフ場などの開発が進んでいる。

[二木敏篤]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「東条」の意味・わかりやすい解説

東条
とうじょう

兵庫県中南部,加東市南東部の旧町域。加古川の支流東条川流域にある。 1955年中東条村と上東条村が合体して東条町成立。 2006年町,滝野町の2町と合体して加東市となった。古くから灘清酒の酒米,釣り針,鯉幟 (こいのぼり) の産地として知られる。 1951年の東条湖 (鴨川ダム) の建造,1974年の中国縦貫自動車道の開通を機に,ゴルフ場その他の休養地が建設された。東条湖は湖上八景などの景勝地をもち,清水東条湖立杭県立自然公園に属する。

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百科事典マイペディア 「東条」の意味・わかりやすい解説

東条[町]【とうじょう】

兵庫県南東部,加東郡の旧町。主集落の天神は加古川の支流東条川に沿い,古くから酒造米の産地として有名。地場産業として釣針,鯉幟(こいのぼり)製造を行う。灌漑(かんがい)用の東条湖は行楽地でもある。2006年3月,加東郡町,滝野町と合併し市制,加東市となる。50.32km2。7513人(2003)。

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改訂新版 世界大百科事典 「東条」の意味・わかりやすい解説

東条 (とうじょう)

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