( 1 )「能因歌枕」に「暁をば、たまをしけ、あけぼの、しののめと云」とある。中古以降、主として和歌の中で、「しののめの別れ」「しののめの道」のように相愛の男女の別れを詠むのに用いられた。夜明け直前の時分を指し、「あけぼの」よりもやや暗いころと考えられる。
( 2 )「万葉集」に、「小竹之眼」「細竹目」と表記されて「偲ぶ」「人には忍び」にかかる、語義未詳の「しののめ」が見られる(次項参照)。これを、篠竹を簾状に編んだものと考え、この編目が明かり取りの用をなしたところから、夜明けの意に転じたと見る説がある。
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出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...
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