東風平[町](読み)こちんだ

百科事典マイペディア 「東風平[町]」の意味・わかりやすい解説

東風平[町]【こちんだ】

沖縄県沖縄島南部,島尻郡の旧町。ジャーガルという泥灰岩の風化した肥沃土壌に恵まれ,かつて水田が開けていたが,糸満市に続く畑作地帯となり,サトウキビ野菜を栽培。近年那覇市の近郊住宅地化が進み,第3次産業人口が約6割を占めている。沖縄自由民権運動の先駆者謝花昇の生地。2006年1月,島尻郡具志頭村と合併し町制,島尻郡八重瀬町となる。14.79km2。1万7636人(2003)。
→関連項目沖縄戦跡国定公園

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