松平忠国(1)(読み)まつだいら ただくに

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松平忠国(1)」の解説

松平忠国(1) まつだいら-ただくに

1597-1659 江戸時代前期の大名
慶長2年8月17日生まれ。松平信吉(のぶよし)の長男。大坂夏の陣で父とともに出陣して功があった。元和(げんな)6年丹波篠山(ささやま)藩(兵庫県)藩主となる。慶安2年転封(てんぽう)で播磨(はりま)(兵庫県)明石(あかし)藩主松平(藤井)家初代。7万石。城下を整備し,新田を開発。和歌をよくした。万治(まんじ)2年2月20日死去。63歳。初名は忠勝。通称は勘四郎。法名は道覚。

松平忠国(2) まつだいら-ただくに

1815-1868 江戸時代後期の大名。
文化12年9月17日生まれ。松平忠翼(ただすけ)の5男。兄忠彦(たださと)の養子となり,天保(てんぽう)12年武蔵(むさし)忍(おし)藩(埼玉県)藩主松平(奥平)家3代。13年房総沿岸の警備を命じられた。慶応4年7月10日死去。54歳。初名は清照。通称は匡一郎。

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367日誕生日大事典 「松平忠国(1)」の解説

松平忠国 (まつだいらただくに)

生年月日:1597年8月17日
江戸時代前期の大名。丹波篠山藩主;播磨明石藩主
1659年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報