松田毅一(読み)まつだ きいち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松田毅一」の解説

松田毅一 まつだ-きいち

1921-1997 昭和後期-平成時代の日本史学者。
大正10年5月1日生まれ。スペインで日欧交渉史を研究。昭和36年清泉女子大教授,47年京都外大教授。フロイスの「日本史」(共訳)で菊池寛賞,毎日出版文化賞をうけた。平成9年5月18日死去。76歳。香川県出身。上智大卒。著作に「南蛮史料の発見」「天正遣欧使節」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android