精選版 日本国語大辞典 「枕草子絵巻・枕草紙絵巻」の意味・読み・例文・類語 まくらのそうしえまき まくらのサウシヱまき【枕草子絵巻・枕草紙絵巻】 絵巻物。一巻。紙本白描。鎌倉末期の作。詞書(ことばがき)後光厳院、絵は女筆。吹抜屋台、引目鉤鼻(かぎはな)の手法を用い、線は非常に繊細で毛髪や調度の濃い部分は焦墨(しょうぼく)を用い、唇にわずかに朱をさしている。東京、浅野家蔵。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報