枯渇(読み)コカツ

デジタル大辞泉 「枯渇」の意味・読み・例文・類語

こ‐かつ【枯渇/×涸渇】

[名](スル)
水がかれること。かわいて水分がなくなること。「泉が―する」
物が尽きてなくなること。「資源が―する」「創造力が―する」
[類語](1乾く乾燥干上がるかれる干からびる/(2不足欠乏

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精選版 日本国語大辞典 「枯渇」の意味・読み・例文・類語

こ‐かつ【枯渇・涸渇】

  1. 〘 名詞 〙
  2. かわいて水分がなくなること。水がかれること。
    1. [初出の実例]「法雨を洒て人天の枯渇を蘇すべきぞ」(出典:四河入海(17C前)四)
    2. [その他の文献]〔元稹‐夢井詩〕
  3. ( 一般的に ) 物が欠乏すること。尽きて無くなること。また、すっかりなくすこと。
    1. [初出の実例]「情識を枯渇し、人我を忘れ」(出典:塩山和泥合水集(1386))
    2. 「彼は思想の涸渇を感ずると共に」(出典:鶏(1909)〈森鴎外〉)

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