校訂筑後志(読み)こうていちくごし

日本歴史地名大系 「校訂筑後志」の解説

校訂筑後志
こうていちくごし

六巻・附録一巻 黒岩万次郎校訂

成立 明治四〇年

解説筑後志」を底本に校訂と若干増補を加え、地図や写真、索引をつけて出版した地誌。ただしできるだけ原本通りとし、校訂は項目の内容が適合しないものを入替え年代の誤りを正した程度で、脱落を補ったり、私見を書入れたり、新規に増補した場合は、記号をつけるなどして原文と区別している。

活字本 明治四〇年、著作者を故人杉山正仲・小川正格、校訂者を黒岩万次郎(玄堂)として刊行。昭和四九年復刻。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android