梵網菩薩戒(読み)ボンモウボサツカイ

デジタル大辞泉 「梵網菩薩戒」の意味・読み・例文・類語

ぼんもう‐ぼさつかい〔ボンマウ‐〕【×梵網××薩戒】

仏語梵網経下巻に説かれる菩薩戒十重禁戒四十八軽戒きょうかいのこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「梵網菩薩戒」の意味・読み・例文・類語

ぼんもう‐ぼさつかいボンマウ‥【梵網菩薩戒】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。梵網経に説く菩薩自覚に立って守るべき十重禁四十八軽戒をいう。
    1. [初出の実例]「梵網菩薩戒は、過去現在来来の諸仏菩薩の、受持しきたるところ」(出典:正法眼蔵(1231‐53)別輯)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android